食うこと

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 社会人なりたての頃、お金もないしグルメに特別興味があったわけではないし、何となくお腹を満たせればいいかくらいの食事ばかりしていた私に、「人間食事は1日3回しか摂取できない。ならば100円200円足せばもっと美味しいものが食べられるなら美味しいものを食べなさい!!」と先輩にいわれたことがあります。

 それまでは学生でお金が無かったし、食べることって当たり前だと思ってたし、両親が美味しい食事をさせてくれるのも当たり前だと思っていた。
 だから、先輩に言われた言葉にものすごく衝撃を受け、食事にたいする価値観が180°変わった。
 特別贅沢をする訳じゃないけど、例えばちゃんと腰を据えて食事するとか、安さだけにとらわれず美しいお弁当とか、栄養価や産地を知るとか小さいけどこういったことを大切にするようになった。一番は何でも楽しく感謝して頂くことに執着するようになった。そして心が豊かになることを知った。
 食事は1日3回。1年間で1095回。数えてみると以外に少ない。(少ないと思うのは私だけだろうか?)
 この先50年美味しくご飯が食べれらたとして約54750回。忙しくて食事できなかったり、朝食を食べない習慣だったり、体調を崩したりすると予測で約30000回くらいになる。こうして考えるとかなり食事する回数はこの先限られてくる。
 
 人間誰しも食べることは大切な要素で、何をおいても一番強い欲求だと私は考える。
 どんなに眠くてもお腹が空いていると深い眠りに就けないし、お腹が満たされて体が元気じゃなければ性欲も失せるわけである。
 だから一食一食が重要で、食事する環境作りは大切だ。食卓が明るく、そこに花なんてあればなお素敵で優雅な一時を過ごせるだろう。こういったことを楽しむ気持ちを大切にして、これからも美味しい物を探しに行こうと考え耽るのだった。
 世界中の美味しい物を食べ尽くすぞ!!!!!!!

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新熊酒谷なおこさん、こんにちは。

話はちょっと違うのですが、この間の日曜夜9:00からNHK特集で「好きなものだけを食べる子供たち」という番組をやっておりました。現代の子供たちは好きなものしか食べず、肥満や痩せ過ぎになる傾向が非常に高いと。その結果、子供の生活習慣病の発生率が非常に高くなっているとの警告でした。

何でそうなるかというと、親が食べさせる食事の内容や家庭における生活習慣に原因があるとのことでした。朝食を食べないとか、チョコバナナ1個とか、子供が口にしないもの(特に野菜)は一切並ばない食卓とか、冷凍食品のみとか。番組では、そんな食生活をしている肥満の子や痩せの子が紹介されておりました。

そのほかにもいろいろあったのですが、ある親は「今のうちは食べれば大きくなる、好き嫌いを直すのはその次でいい」とコメントしておりました。結局、番組内ではカウンセリングなどを施すと、子供たちはそれまで口にしなかった食べ物を食べるようになりました。)。

あんまり番組の内容に触れていると全く違う話になるのでこの辺で。まあ、何が言いたいかというと、要するに食事に関して親が時間、手間、お金を惜しまずにわが子に対して作ってあげると、子供はそれに応えるということ。食べ方を工夫したり、いろんなお話をしたりして食べると、好き嫌いも少なくなるのかな、と。⇒みんな健康、家庭円満にも繋がって行くのかな、と。それだけ大事なんですね、食事って。

だから、新熊酒谷なおこさんの考え方、とっても素敵だなーと思います(さらに先輩はもっとすごい)!AKYの理論からすると、将来、楽しく皆で食事の出来る、幸せな家庭を持つんだろうなー。おいらもちょっと見習おう!

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このブログ記事について

このページは、cforceが2006年6月 8日 08:35に書いたブログ記事です。

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