あ、もしもし?つーかさー・・・

やられてしまいました・・・・

先週夕方に母から「連絡くれ」とメールが入っていたのでTEL。
「何?」ときくと「何じゃないよ、あんた。○○円は?」
と意味不明な返事。
きょとんとしていると、「まさか・・・。やられたー!」と。

よくよく事情をきいてみると、
前日夜に僕からTELがあり、

●携帯をトイレに落としたので番号を変えたのだ
●風邪を引いていて声がおかしいのだ
●友人宅に泊まるので帰らないのだ

とのこと。
(実際は前日は飲酒後帰宅。翌日は半分寝ぼけて出勤)

翌日の午前中、僕から再度TELがあり、
「仕事で○○円今日中に実費立替えなければならぬ。至急振込みされたし。」
とのこと。

母は時間がない中、大金が必要になった事にパニくりつつも、
銀行へ直行してしまったらしい。
その後私からの連絡がなかったことに不安を覚え、夕方私にメールを送ったとのこと。

呆然とする母を「まあ待ちたまえ、落ち着くのだ。」となだめたあと電話を切り、すぐさま父へTEL。
「オレだよ!!オレ!」と思わず言いたくなるのを抑え事情説明。
父までも呆然とさせる。

僕も呆然しつつそのまま天王洲へ出向く。
先方に「実はさっき・・・」と切り出すと「・・・許せない!」との一言が。

「この手の事件は時効まで7日間しかないので早期に警察へ連絡すべし。
また、現代日本の(ハイテク)警察なら必ず捕まる。
仮に訴訟になったとしても裁判費用\300,000としても○○円は取り返せる」

と敏腕弁護士の様なコメントが!
そして「そんなのじょーしきですよ!」と颯爽とメガネが輝く。
「東京もまだ捨てたもんじゃないな。世の中にはいい人がいるものだな」
と救われたような気持ちになる。
早速「あ、オレだけど・・・」と母へ出頭要請をさせつつ帰社→帰宅。

・・・まさか、自分の親が被害にあうとは思いませんでした。
家族一同かなりへこみました。
後日よくよく調べると典型的な手口。
落ち着いて冷静にきけばおかしげなことだらけ。

当人も電話を受けたときは怪しいとは思ったそうです。
ですが自分にそんな手口の連絡があるわけないだろうと、
またいつもと様子が違うからと言って
「お前誰や?」と
疑いにかかろうとは思わなかったそうです。

高年齢の方が被害を受けるケースが多発しているようです。
警察や税務署など公的機関を偽るケースも発生しているようです。

僕の親も年とったなー。

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このブログ記事について

このページは、cforceが2007年10月18日 09:00に書いたブログ記事です。

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