東京オリンピックは実現するか?

text by 赤様

ご存知のように、
東京が立候補している、
2020年のオリンピックとパラリンピックの開催地が、
日本時間8日の未明に決まります。

現在、アルゼンチンのブエノスアイレスで、
国際オリンピック委員会(IOC)の総会が開かれていますが、
そこで各都市が最後のプレゼンをして、
投票が行われます。

ライバルは、
スペインのマドリードと、トルコのイスタンブール。

日本人だから贔屓目に見てしましますが、
若干、東京が有利という情報が多い気がしています。
聞くところによると、
1週間前のブックメーカーの予想オッズは、
東京1.6倍、イスタンブール3.5倍、マドリード4倍。
しかし、フタを開けてみるまではわかりません。

投票権があるのは、IOC委員のうちの百人弱。
各人がひとつの都市に投票し、
1都市が過半数を超えなければ、
最下位をはずして、決選投票をします。

東京が招致のために招聘したコンサルタント、
ニック・バレー氏は、
2012年ロンドンと、2016年リオデジャネイロの招致を
成功させた人物だそうです。
彼は最終プレゼンで、
ロンドンのときはベッカムを、
リオのときはペレを登壇させ、
強烈なサプライズを起こし、
投票権を持つIOC委員の心を掴んでしまったといわれているとか。

じゃあ今回の東京は誰なんだ?
と、僕は今週ずーっとそのことを考えていたりします。

選手なら、
中田英寿? 北島康介? 知名度ならジーコとか。
あるいは白鵬なんていいのでは?
力士なら、知られていなくてもインパクトはありますしね。
でも、インパクトだけなら選手じゃなくてもいいはずで、
坂本龍一、北野たけし、小沢征爾、
今だったら宮崎駿でもいいのではないでしょうか。
はたして、誰でしょうか・・・。

僕は、東京招致のシンポジウムなどに、
何度か行きましたが、
そんな席でこんなことを聞きました。

1964年のオリンピックを知ってる人の話しでは、
オリンピックの興奮は、
2002年の日韓ワールドカップの興奮なんて
くらべものにならないくらいの高揚感が、
街中にあるのだそうです。
そんな興奮を味わってみたいですね。

発表にあわせて、7日深夜からテレビの生中継があります。
放送時間は2時間~5時間ほどです。
なぜ、幅があるかというと、
NHK、日テレ、テレ朝、TBS、フジの5局全てが、
こぞって生放送するからです。すごいですね。

投票は午前3:45から、発表は5時ころの予定。
決定都市を発表するオリンピック委員会ジャック・ロゲ会長が、
「The City of Tokyo」
と読み上げることを祈ってます。

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このページは、cmemberが2013年9月 6日 08:25に書いたブログ記事です。

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