身体を温める

text by 赤様


姪っ子が生まれた。

先日、初めて対面してきた。

病院に着くなり、早速だっこさせてもらったのだけれど、

僕の両手より少し大きいくらい。

まだ生後5日目。

身体だけでなく、目も鼻も耳も、

手足の指もメチャクチャちっちゃい!


なぜ赤ん坊はかわいいのか。

なぜ大人は赤ん坊をかわいいと思うのか。

そんな疑問さえ湧いてくる。


それは親や周囲の人間が、

赤ん坊を見放さないようにするための神様の仕業なのか?

なんて思えてくる。


赤ん坊の母親(僕の妹)曰く、

2人目がなかなかできずにいろいろと対策したんだそうだ。

そのなかでも鍼が効果があったのだと、

興奮気味に語った。

ツボを刺激して身体を温めるのだそうだ。

それを聞いて「おや?」と僕は思った。


身体が温かいと、

身体の本来の機能が正常に働くって事なのか!

とピンときたのである。


確かに身体が温かいと、

疲労がとれやすかったり抵抗力が増したりする。

体調を崩したときに温かいものを飲んだり、

服を着込んだり、

スポーツ選手が温暖なところで練習したりするのは、

同じ意図。


体温が上がると血流が良くなり、

代謝が上がる。

体温が1度違うだけで免疫力が何倍も違うという

検査結果もあるみたいだ。


でも、それだけでなく、

体質だからと思っていた部分が、

諦めるの早いんじゃない? 解決の糸口あるんじゃない?

と思わせたのである。


楽園というと、

だいたいが涼しいところではなく、常夏の島を想像する。

人間があたたかいところを好むのは、

実は、そういうことを本能的にわかっているからではないのか?

なんて思えたのである。


人間の身体は、まだわかっていないことが多々あるのだが、

ちょっとこれは、いろいろ探ってみると面白いかもしれない。

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このページは、cmemberが2017年4月 7日 09:00に書いたブログ記事です。

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