箱根駅伝にみるオタクの貢献度

text by 赤様

箱根駅伝が終わりました。
今回、出場選手が履いていたシューズは
アディダスのシューズが最も多かったのだそうです。
それに続いたのがアシックス。
これまで覇権を握っていたナイキは3位になりました。

内訳 n=210
 アディダス 36%
 アシックス 25%
 ナイキ   23%
 プーマ   11%
(以下割愛)

僕がここで着目するのは、その割合いではなく、
その情報の出どころです。

これは、業界関係者やマスコミが調べたものではなく、
ファンが誰からの指示もなく、興味本位で調べたのもです。

中継を見ながら、または録画を何度も見返して、
出場した210人の足元を見て集計したものです。
言うなればオタクの戯言(たわごと)なのです。
がしかし、そう言いなかれ、というのが僕の論点です。

スポーツでも音楽でも映画でも、
どんな娯楽でもそうですが、
オタクが様々な興味を掘り起こして拡散していることを
見逃してはなりません。

たとえばこのシューズの件でも、
SNSを中心に様々な見方や面白がり方をオタクが勝手に発信して、
どんどん話しが盛り上がり、
それが立派な広告効果や、認知度の向上へと繋がっている。
もはやオタクが文化を育んでいるとも言えるのです。

興味というのは、
知れば知るほど、もっと深いところが知りたくなってくるもの。
いかにオタクを作っていくか、
その彼らの気持ちをいかに掻き立てるか。
そんな視点があってもいいのではないか?と思うのです。


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このページは、cmemberが2025年1月10日 09:00に書いたブログ記事です。

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